Markdown ファイル同期
Kitae はトレーニング記録を、あなたが選んだフォルダにミラーできます。1 トレーニングが 1 つの Markdown ファイル(YAML frontmatter 付き)になり、フォルダ側で編集した内容はアプリに戻ってきます。
この機能は完全に任意です。OFF のままなら、これまでと何も変わりません。
なぜファイルなのか
Section titled “なぜファイルなのか”ツールやエージェントは入れ替わりますが、ディスク上のテキストはそれより長く残ります。
- フォルダはあなたのもの。 今すぐ Finder やファイル App で開けます。独自のデータベースも、中身の見えない同期レイヤーもありません。
- Markdown は LLM 時代の基盤フォーマット。 フォルダごと Claude や Cursor、Obsidian の vault に置けば、エクスポート操作なしでそのまま読めます。
- kitae のサーバーは介在しません。 ファイルは置いた場所にあるだけです。そこがたまたま iCloud Drive なら Apple が同期してくれます。アプリ側に iCloud 専用のコードは 1 行もありません。
フォルダを選ぶ
Section titled “フォルダを選ぶ”設定 → Markdown ファイル同期 → 同期先フォルダを選択
どこでも構いません。
| 置き場所 | 得られるもの |
|---|---|
| iCloud Drive | 他の端末と自動で共有される |
| Obsidian の vault | ノートと並んで表示され、Properties も埋まる |
| このiPhone内 | 端末から出ない完全ローカル |
| Dropbox / Google Drive / Syncthing | そのサービスの同期がそのまま効く |
初回同期の前に「何件書き出すか・何件取り込むか・競合があるか」を提示します。確認するまでフォルダの中身は変更されません。
選んだフォルダ/├── 2026/│ └── 07/│ ├── 24/│ │ └── 2026-07-24.md│ └── 26/│ ├── 2026-07-26.md│ └── 2026-07-26-2.md ← 同じ日の 2 件目├── 2025/│ └── 12/│ └── 30/│ └── 2025-12-30.md└── .kitae/ └── tombstones.json ← 削除した記録の記録(復活を防ぐ)ディレクトリを年/月/日で切ったうえで、ファイル名にも日付を残しています。26.md では Obsidian のタブやリンクで何の記録か分からなくなるため、ファイル単体で見ても内容が分かるようにしています。
自分でファイル名を変えた場合、Kitae はその名前を尊重し、勝手に戻すことはしません。
ファイル形式
Section titled “ファイル形式”---id: "550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000"date: "2026-07-26"created_at: "2026-07-26T09:30:00+09:00"exercises: - チェストプレス - ラットプルダウンtotal_volume: 4820set_count: 12---
## 2026-07-26 トレーニング記録
### チェストプレス- W 1: 25kg × 15 reps- Set 1: 50kg × 8 reps (RPE 9.5)推定1RM: 63.3kg総ボリューム: 400kg
### メモ胸の日。形式についての補足:
- frontmatter はすべてフラット(入れ子なし)です。Obsidian の Properties 表示が入れ子を扱えないため。
exercises/total_volume/set_count/推定1RM/総ボリュームは派生値です。Dataview から引けるように書き出しますが、読み取りでは無視します。変更したいときはセット行を編集してください。idがファイルと記録を結びつけます。手書きで置くファイルには不要で、取り込み時に振られます。- Kitae が知らない frontmatter のキー(自分で足した
tags:など)はそのまま保持されます。
手書きでセッションを追加する
Section titled “手書きでセッションを追加する”id を持たない Markdown をフォルダに置くと、新しい記録として取り込まれます。これは「テキストからプランを取り込む」のファイル版です。明日のメニューを Claude に書かせてフォルダへ保存すれば、アプリに現れます。
種目名は種目マスタと完全一致している必要があります。未登録の種目を含むファイルは取り込まずに通知し、他のファイルの処理は止めません。
Kitae は自動マージをしません。前回一致した時点からアプリとファイルの両方が変わっていた場合は、どちらを採るかを尋ねます。選ぶまでどちらの内容も壊れません。
Obsidian の複製(⌘D)などで同じ記録を指すファイルが複数できた場合も、勝手にどちらかを選ばず提示します。
記録の削除はアプリから行ってください。 ファイルだけ消しても次の同期で復元され、その旨が表示されます。アプリで記録を削除すると、ファイルも削除され .kitae/tombstones.json に印が残るので、他の端末から復活することもありません。
同期のタイミング
Section titled “同期のタイミング”- 編集が落ち着いてしばらく後
- アプリが背面に回った瞬間
- アプリを前面に戻したとき
- 「今すぐ同期」を押したとき
過去に同期した記録があるのにフォルダが空に見えるときは、履歴を書き戻さずに中断します。だいたいは iCloud のダウンロード待ちか、別のフォルダを指しているためです。
設定の「体組成データをコピーに含める」が ON のとき、Apple ヘルスケアのセクションが各ファイルの末尾に付きます。値はファイルを書いた時点で確定し、以後は取り直しません。ヘルスケアのデータは後から変わりうる一方、トレーニング記録にはその日の事実が残るべきだからです。